
ブロー成形工程において、プリフォームの加熱が不均一になるというのは、利益を奪ってしまうような問題です。これにより不良品が増え、工程のサイクルタイムが長くなり、常に温度の変動に対処しなければなりません。加熱用のトンネル内で温度が不安定になると、全体の工程に影響が出ます。
技術的に重要な点
私たちは、ストレッチブロー成形機のプリフォーム加熱段階用に、2500Wの赤外線クォーツランプを開発しました。クォーツ製のケースにより、短波長帯域で迅速かつ安定した出力が得られるため、プリフォームが目的の温度に素早く到達します。また、2500Wという高出力により、OEMの要求に合わせて、トンネル内の各部位での熱密度を均一に保つことができます。
R7sコネクタや標準化された寸法のおかげで、既存のホルダーや反射板に簡単に取り付けることができます。つまり、ハロゲンランプや旧式のクォーツランプと簡単に交換できるのです。
実際の運用における利点
実際には、この迅速な応答性により加熱時間が短縮され、温度の変動幅も狭くなります。その結果、プリフォームが焦げることなく、より高い生産速度を実現できます。また、ランプは必要な時だけ加熱するため、エネルギー消費も減少します。ウォームアップ時間も短くなり、無駄な熱も少なくなります。
1シフトを通じて温度の変動が少なくなるため、不良品やスクラップも減少します。一般的なブロー成形機の改造では、加熱エネルギーの消費が12~18%削減され、加熱に起因する不良品も最大で8%減少します。また、ランプの交換間隔も長くなるため、機械のメンテナンスに費やす時間が短縮され、生産に費やす時間が増えます。
設置に関する詳細
ほとんどのブロー成形機において、設置は簡単ですが、反射板の状態やソケットの位置を必ず確認してください。反射板がずれていたり、絶縁体が劣化していると、出力が低下し、ランプの寿命も短くなります。
クォーツ製のケースは耐久性は高いですが、壊れやすいので、汚れを避け、清潔に扱う必要があります。最良の結果を得るためには、清潔で反射率の高いトンネルと、正確に調整された温度制御装置を併用することが望ましいです。